Lakon Type-9 Heavy のバックアップの現在との差分(No.19)
...ゲーム内解説より 特徴など凄まじい大きさを誇るLakon Type-9 Heavyは、そのボディに見合った膨大な容量のカーゴを搭載可能な輸送船である。 Horizons追加以前ではAnaconda、Ver3.0で追加されたクラス8のスロットにより現在はImperial Cutterに匹敵するほど。 本来であればウィング(複数人)用である大規模輸送ミッションすら数往復程度で遂行可能なので「稼げる機体」として根強い人気がある。 …収益力は間違いなく高いのだが、大きな問題点も存在する。
輸送船として十分に能力を発揮するために、これらの問題に対応できるようあらかじめ追加で予算を組んでおきたい。 交易には必須のFSDをはじめ、機動性改善のスラスターや買い揃えると意外と高額な大容量カーゴ。 万が一の保険金なども含めて、購入にあたっては最低でも「本体価格+3000万CR」ほどは見積もっておいた方がいいだろう。 武装用のハードポイントは5つ存在するが、低い機動力から「敵機を素早く視界に捉え、精密射撃を行う」事は難しい。 機体の鈍重さに対しシールド容量も十分とは言えず、戦闘は可能な限り避けたい…がインターディクトを振り切る難易度も高い。 輸送ミッション中は貨物を狙う海賊も増えるので「安全面、資金面ともに運用リスクが高い」という点で上級者向け機体と言える。 大規模な輸送用として別の船を検討するのであれば、ある程度こなせる大型船は(もちろん相応の予算は必要になるが)少なくない。 先に述べたAnacondaやImperial Cutterの他に、Lakon Type-10 DefenderやFederal Corvetteも悪くないだろう。 Lakon Type-7 Transporterから大幅に大型化した船体は、クラス8とクラス7のInternal Compartmentの追加でImperial Cutterに匹敵する最大Cargo容量を獲得している。 Internal Compartment中、二つのクラス8とクラス7とクラス6の上位4か所をCago holdに割り当て、Shield Generatorといった装備を控え目に抑える運用では、700tを超える貨物が搭載可能だ。 大量の交易品を要求するWing(複数のCMDRで組むプレイヤーグループ)指定のTrader(取引)ミッションや、コミュニティゴールの輸送ミッションで大いに助けになるだろう。 船体の上面と下面のMediumのハードポイントとコックピット近くのSmallのハードポイントの配置は、バランスが良く扱いやすいものになっている。 採掘船として用いる場合も、クラス6のPower Distributorと複数のMediumクラスのWeapon mounts、Limpet Controllersといったコンポーネントの割り振りや搭載スペースに悩む必要のないリッチなプラットフォームとして運用することが出来る。 Fighter Hangerを搭載して輸送船としては破格の自衛能力を持ち、総重量の為に伸び悩むことになるといっても一定のジャンプ距離も確保されている優秀な大型輸送船であることは間違いない。 Lakon Spaceways社の売りであるコックピット配置と視野の広いキャノピーのお陰で、ステーションへの出入港や離着陸といった日常的な操船に関しては、似たような全幅と全長を持つ船の中ではLakon Type-10 Defenderと並んで群を抜いて非常に扱いやすいものになっている。 それでも船体の総重量に起因する劣悪な運動性と加速時のもたつきや減速の鈍さは、終始悩みの種になる。 ほぼ静止状態での方向転換の操作だけは、若干ましなものになっているので離着陸時の微調整にだけは困らないだろう。 Thrustersの強化である程度の改善が見込めるが、不満や不安を感じる場合は、各モジュールにLightweightのエンジニア強化を採用して軽量化を試みてはどうだろうか。 Type-9 Heavyで初めて全幅の広い大型船に搭乗するCMDRにとっては、船体でステーションの狭い通路をほぼ塞ぐ形になるステーションへの出入りに不安を感じることになるだろう。 実際の操船では、NPC船はある程度までプレイヤーを優先して進路を譲ってくれるので、焦らずに通路に正対して、安全確認を怠らずに進入コースを辿るようにするだけで事故は防ぐことが出来る。 小手先の操作でどうにかなる船ではないので、頭の中でしっかりと安全な飛行コースを組み立てて、それに沿って計画的に操船する癖を身に着けよう。 マウスとキーボード操作でステーションの回転に同期しながら通路に進入する必要がある入港時の操船が苦手なCMDRは、無理をせずにDocking Computerの導入を検討することをお勧めしたい。 また、オープンでは、大型船が通路を通過するタイミングで進路に割り込んで事故を起こさせようとするCMDRもいるのでリスク管理の面でも注意が必要になる。 運用上の問題としては、全ての面で輸送船としての域を出ない点が挙げられる。 シールドの耐性と容量強化の要になるUtility Mountsスロットが少なく、Power Plantも最高でクラス6までなので、Cagoと交換に高クラスのShield Generatorを採用するにしても本格的なエンジニア強化が必要になってくる。 その上、そこまでの投資をしても船自体のシールド性能が低いために恩恵は少ない。 一応、高い耐久度と65のArmour Hardnessがあるので小型船に集られても直ぐに墜ちる事はないが、Military slotのない非戦闘用の船なので補強の難しいモジュールを狙われた場合の撃たれ弱さはどうしようもない。 また、装備品重量と船体重量を加味した巨大な総重量からくる劣悪な運動性能と速度性能では、運動性能に優れた小型船や中型船に対抗するのは難しい。 艦載機との連携とハードポイントに搭載する武装の選択である程度の戦闘は可能だが、安全な飛行ルートの検索や取引場所の選択で戦闘その物を回避するノウハウが最重要になってくる船だ。 特に問題になるのは、FSD巡航中のFSD Interdictorを振り切るのが至難な点だ。 FSD Interdictorを受けた際のLakon Type-9 Heavyの挙動が極端に鈍いので、FSD Interdictorの回避が苦手なCMDRにとってはかなり致命的な問題になりうる。 基本的にFSD Interdictorを仕掛けてくるNPCとそのNPCがいる場所は決まっているので、ある程度ゲームの仕様を理解していれば、リスクを最小限度に抑えることは可能になっている。 具体的な対策を挙げると、「ミッションを受けたままの交易(採掘)を控える」だけでも劇的に狙われる確率を下げることが出来る。 単純な話、なんらかのミッションを受けていると、そのミッションの数だけ敵対的なNPCの襲撃が派生する可能性があるからだ。 星系やステーションや派閥の種類、そのステータスで、ある程度発生するミッションの内容は決まっている。 事前にそのステーションで発生するTrader(取引)ミッションの内容を確認して、ミッション受注前に交易品を揃えてからその場でミッションを完了させる等、今までの活動で身に着けたノウハウを活用して乗り切ることもできる。 幾ら大量の交易品を積み込めるからといって報酬の良いWing(複数のCMDRで組むプレイヤーグループ)指定のミッションを単独で受注するのは、極力控えるようにしたほうが良いだろう。 最後にこの船も他の大型船と同じく、不慮の事故の際の再購入費用を含む購入後の運転資金がどれだけ有るかが利益に直結してくる。 交易に用いる場合は、自分の資産状況を十分検討したうえで、購入するようにしよう。 仕様書
購入場所船の装備(Outfitting)
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