Saud Kruger社は、豪華な旅客船を造船していることで有名な会社である。 機体上部を構成しているパーツの一部分は取り外し可能であり、船室の規模を拡張・縮小することが可能である。 (既存に販売されているのはある程度拡張済みの物を提供していることが多いようだ。) 客室は、常に快適な状態で居れるような環境整備が成されており、搭乗した客は皆優雅さに浸ることが出来る程の乗り心地であるそうだ。 しかし、この大きさに対して防衛装備面が乏しいことは、欠点と言わざる終えない点だろう。 ...ゲーム内解説より
Saud Kruger社製の大型クラスの旅客船。DolphinやBeluga Linerの姉妹船に当たる。 旅客ミッションの存在しない初期の頃に実装された船で、名前だけの旅客船カテゴリーを一人で支えてきた苦労人。 小さなステーションには着陸できないが、Ver2.3以前は高速な船足とジャンプ距離で交易船の第二の選択肢としてコアな人気があった。 実際は専らNPC船としてクルージング中に結婚式を挙げるカップルの宣伝をスパムしたり、暗殺ミッションの対象として乗客のVIPごと爆散したり。 旅客ミッションの実装により現在では、LuxuryグレードのPassenger Cabinsを搭載できる旅客船として真価を発揮できるようになっている。 惑星上のPOI(Point of Interest)や衛星軌道上など観光ビーコン付近では、この船や姉妹船の姿を目にすることも多いだろう。 Orcaは巨体に似合わぬ高い推進性能と運動性能を持ち、搭乗者に快適な航海を提供することを目的として設計された客船である。 (ブースト使用時、現実の旅客機で使われるような「ポーン♪」という短いチャイム音が船内に流れたりもする。) 武装は大×1、中×2と十分そうに見えるが全て船体下部に集中しており、視野が広く取れる上部が死角となりやすく扱いづらい。 あくまで「大型船の割りに」程度の運動性なので防御面も貧弱と、総合的に見ると戦闘に用いるには不向きと言わざるを得ない。 巨体故の大質量と高い推進性能を活かして衝角突撃(体当たり)を仕掛けるなど、カスタマイズや戦い方にも工夫が必要だろう。 本来の用途では広めの客室に出来るクラス5~6の区画の数が多く、一般客とVIP旅客どちらにも対応が可能。 Ver2.3で追加された内部区画により、依然として割高ではあるが大きくマネジメントしやすい船になった。 実用ラインのカーゴ容量は150t前後となる当船だが、船の種類が大幅に増えた今では貨物用として選択肢に上ることは少ない。 客室を搭載する際も、一般客向けとしては同様に他の船にシェアを奪われがち。自然とVIP旅客を中心とした運用になるだろう。 クラス6のLuxuryグレード客室+αを持ちつつ高い航続性能を確保して高グレードの観光ミッションを狙いに行ったり、 旅客船以外では中型のMining Laserなどを積みながら小回りも利く採掘船にするのも面白いかもしれない。
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